流されるがままに
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小さな灯は、すぐに消えてなくなった。
これまでいい事なんか全然なかった。
闇の中で震えることしか私にはできなかった。
闇に向かって叫んでみても
誰も答えてはくれなかった。
きっと、どこかでボタンを掛け違えたんだ。
どこまで戻れば修復できるだろうか。
記憶を遡ってみてもすべてが暗い道。
そもそも過去へなど戻れるはずもない。
結局救われることはないのだろうか。
私の人生は終わってしまうのだろうか。
私はゆっくりと立ち上がり
初めて自分の足で歩み始めた。
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